R1-Zリンクプレート(再)&工作機械
2021/09/27(Mon) 14:37

皆さんこんちゃ~、jp-akaiです
9月のブログ更新ギリギリセーフ!
いや、なんと言いますか
当たり前なのですが、一人だとあれもこれも全て自分でやらなきゃいけないので
なかなか用事が片付かないです

それは、さて置き
以前製作しましたR1-Zのリンクプレートの再生産です
一番最初に製作した物は、ブログやユーチューブを見て頂いてくれた方達からのアクセスにより
お陰様で完成前に全て完売してしまいました
有難うございます (*'▽')

完売後も、多数のお問合わせが御座いまして
リクエストに応えるべく、こっそりと再生産させて頂きました
これで暫く在庫には、困らないだろうと安心しておりましたが
気が付けば、再生産の在庫も無くなっていましたね><

暫くの間仕事もバタバタとしており
「この現代にR1-Zのリンクプレートなんてそんなに需要無いでしょ?」
等と油断をしておりましたが、割とお問合わせが来るのですね・・・

そんな訳で、慌てて第3ロットの製作に取り掛かっております
お待ち頂いております方、もう少しだけお待ちくださいm(__)m

それとですね、早いもので今年も既に9月の末
お盆と正月は、同時には、来ませんが
お盆が過ぎたらお正月だと思って間違いありません、はい
それは、ともかくですね
10月の二週目頃に新しい工作機械がやってきます
置き場所はここに決めた!
と、言うよりも
買う事を前提にこの場所を開けていたのです

これは、僕の愛機・大隈のLS
LSの名の如く、旋盤界のレクサスです!
それは嘘ですが、かれこれ20年程このLSを愛用しているので、今更他の旋盤に馴染めないのです
(因みにコイツは、2代目)
それぐらい僕はコイツを愛しておりますが
今度新しく導入すると言うのは、NC旋盤なのです
汎用旋盤は、汎用で大好きなのですが(コイツは、死んでも手放しませんよ)
近頃数物が多くなりまして、それとDAEGのパーツを作るにしても、一度に何十と言うロットで製作するので時間が掛かるし
そもそも時間を作れないので在庫切れが多発しておりました><
これではイカンと思いつつも打つ手建ても無く、外注にお願いすると製作コストが跳ね上がる・・・
そんなジレンマの6年でした
先程のリンクプレートのような、板やブロックを削るのには、3~4年前に中古ですが導入したマシニングにて
製作問題を解決しましたが(時間の問題は、未解決><)
NC旋盤は、やっとこさです
も~いーくつ寝る~とぉー NCせんばーん
とにかく機械が来るのが楽しみです
ではでは
jp-akai
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Category:R1-Z
R1-Z OSR-CDIの何となく使い方
2021/08/14(Sat) 12:06

皆さんご無沙汰しております
jp-akaiです
今年は、コロナにオリンピックに台風と大雨・・・
何かと忙しない年ですね
今年の6月ぐらいまでは、コロナの影響で仕事の受注もボロボロだったのですが
6月を過ぎた頃から今度は、止まってい仕事が一気に流れ出したって感じです
あ、ブログサボってた言い訳には、ならいですかね?(;^ω^)

脱線すると長いので、話を本題へと戻します
実は、R1-Zの新しいCDIを入手しました
ユーチューブでは、既にアップしておりますが←(リンク)
時間が無くて、なかなかこっちに上げれなかったんですわ・・・
以前までは、3MAのCDIを使用していたのですが、高回転の伸びに悩まされていて
何か良いCDIは、無いかと・・・・
このOSR-CDIは、かなり前から存在は、知っていたのですが
しかし、情報が少なくて、いったいどうすれば入手できるのか?
以前にR1-Zミーティングのお話をしましたね?
その時に知り合いました足立さんと仲良くなりまして
その方がこのOSRを入手したと?!
えー、めっさえぇーすやん!
どーやって買ったんですか??・・・
なにやらこのCDIは、誰かが手作りしていて、それを知り合いの人たちに渡すと言う形にて販売しているらしい・・
僕、知り合いじゃないから買えませんやん(´;ω;`)
しかし、誰かがちょくちょくと某オークションに出品しているらしい
そして数日後に足立さんから「出品してましすよ」と教えて頂き
マッハで購入したと言うわけなのです
前置きが少し長くなりましたが、このOSRの素晴らしい所は
内部データで有る点火マップやレブリミットが自由に変更が出来る事
そう、今まで9000rpmにて伸び悩んでいた特性を、もう少し上まで伸ばす事が出来るかもしれない

OSRを取り付けて、内部データを変更するソフトをPCに落とします
どこに有るかは、公には言う事が出来ませんがOSR-CDIで検索すると必ず有るサイトにたどり着きます
そこにデータのやり取りの仕方や、このソフトの入手方法が記載されています
これを探すのが最初のハードルとなるのですが、ここでリンクを張ったりすると迷惑が掛かってしまう可能性が有るので
検索してみて下さい、必ず見つかると思います

そして落としたソフトをポチっとすると、このような画面が現れると思います
アルファベットだらけなので「????」となりますが
良く読むと・・・・
とりあえず、さらに指さすマップセッティングの所をポチっとしますと

この様なグラフ的な何かが出現します
最初この画面を見た時は「なんだこりゃ????????」でした
rpmって、書いてるから回転数の何かだろうか?と
この画面は、後に説明致します

そしてですね、OSR本体とPCをUSBコードにて接続をします

すると最初の画面に、この様なバージョン情報や数字が出てきます

項目には、後でまた説明を記載しますが
マップの切り替え状況と、クイックシフトの有無
その他は、現在のエンジン回転数やYPVSのポジションもモニターされます
実際にこの状態でエンジンを掛けると、上記の物がリアルタイムで表示されるので面白いです

そして、この画面の右中辺りを見ますと、このようなボタンが配置されています
デバイス・マップ・リード
コイツをポチっと、してYESをクリック

そして先程のグラフ的な画面に戻ると、OSR内部に入っているマップデータが表示されます
ここにきて要約「あ!」となりました
そしてですね、このOSRには、2つの点火マップが入っています
赤色のグラフは、たしか2XT似のマップで
青色がミハラ似のデータとの事で購入しています

マップの切り替えには、OSR本体から出ているスイッチにて行います
別にスイッチじゃなくても、線を繋ぐか切り離すかでもマップが切り替わります

操作方法なのですが、この指さす部分の<< >>をクリックするとカーソルが左右に動き
そこに表示されているのが回転数と進角度数となっています
画面では5000rpmと進角23.9°となります

次にアップとダウンの所をクリックすると、指定した回転数の部分の進角を変更する事が出来ます
適当にポチポチしただけなのですが、5000rpmの部分が30°に変更されていますね?
基本的な操作は、こんな感じにて作業をします
しかし、簡単に変更出来るからって面白がって無暗に適当に入力すると
最悪エンジンを壊しますので、変更は、慎重に

因みにこの下のグラフで、YPVSの開閉タイミングと、開閉度を変更する事が出来ます

あと、親切な事に
ソフトを落とした時に、別ファイルに、この様に1KTのデータや、2XT等のデータを入れてくれています
それと、自分で作成したデータを保存する時の注意になります
データを保存するファイルやフォルダーは、アルファベットで有る事
日本語や漢字を使用すると、バグります
自分がデータを保存する時は、元々データを入れてくれているフォルダーと同じ所に保存するようにしています
これだと間違いが無いのですが、必ずアルファベットを使ってくださいね

その他にもこんなデータも入っています
これは、自分のバイクの点火タイミングが本当に正常なのかを確かめる時に使用します
詳しくは、私のグダグダなユーチューブにてアップしていますが(;^ω^)←(リンク)
いくら点火マップで進角20°と入力しても、バイクの個体差でズレが有っては
折角高性能なCDIも宝の持ち腐れと言う訳ですね
実際に私のR1-Zも、テストをすると3°程点火が遅れていました
このズレを補正するだけでも、乗り味がかなり良くなります

今回は、特に何も変更をしていませんが
画面上で、データを変更しても、PCの中だけしか数字は、変わっていません
次は、変更した場合の、データをOSRへと送信して上書きする手順です

最初の画面に切り替えて、このピンク色の部分デバイス・マップ何とか(読めない)をポチっと
すると、YESか聞いてくるので、迷わずYES
(一番最初は、理屈が解らないので何が起こるのかが怖かった><)
これで新しいデータをOSRに上書き出来ました
ホンマかな?と思ったらリードしてみてください
同じのが出てくれば成功です

最後に、上の3つの項目の一番右「オプションセッティング」をポチっとするとこの画面が現れます
ここでは、レブリミットの上限と、今回は、手を付けていませんが
クイックシフトの点火カット等の調整が出来ます
また時間に余裕が出来たらクイックシフトにもチェレンジしてみようかと思います
今現在は、ある程度このOSRって物が要約理解出来てきておりますが
最初は、ちんぷんかんぷんで、どうしようも無かった所
フェイスブックで知り合いました方に、リアルタイムで説明をして頂き
何とか作業が無事に終了しました
Tさん、あの時は、本当に助かりました
感謝しています
やっぱり、一番最初って解らない事だらけで悩むと思います
「こんなん余裕~♪」って、人は、問題が無いのですが
私のように電子機器が苦手な人も少なからず居るのでは、無いだろうか?
そんな人の為に、これからOSRを触りたいって人の為に
少しでも、この情報の少ないOSRのハードルを下げる事が出来ればと思います
今回使用したソフトですが、先にも言いましたが
リンクを張ると、ご迷惑をお掛けしては、駄目と思い、あえて貼り付けていません
意地悪では御座いません・・・m(__)m
しかし、検索すると必ず開発者様の所が見つかります
そこを良く読んでください
ソフトを入手するヒントが必ず有ります
jp-akai
Category:R1-Z
R1-Zのリンクプレート
2021/06/03(Thu) 17:01

皆さんまいどまいど~
コロナの影響で本職がボロボロのjp-akaiです><
いやぁ、早いもんですね
もう6月ですよ
少し前に、3月か4月か忘れましたが、R1-Zのミーティングに参加したお話をしましたね?
その時になのですが、わりとご近所のR1-Zオーナーさんと中が良くなりまして
2~3日ほど前に「R1-Zのリアの車高を上げるリンクプレートを作って」との相談がありました

少し説明をさせて頂きますね
僕のは、色々とやっちゃってるので、少し形状が異なりますが
この指さす部分に、本来はリンクプレートと呼ばれる物が付いています
ココをですね、短くすると
スイングアームが引っ張られて下に下がり
結果的には、リアの車高が上がると言う訳です
今回は、ここを短くしてリアの車高を30mmぐらい上げて欲しいとの事
(今回書いてるブログでは、20mmでの計算をしています)

しかしですね
何mm短いリンクプレートが欲しいとの話で有れば、その通りに作れば良いだけなのですが
リアを30mm上げる物となると
じゃ、何mm短いリンクプレートを作れば良い訳????
となるのです
で、ですね
その答えを求めるべく各種寸法の計測からスタート致します
先ず、ピポットセンターからアクスルセンターの計測

次に、アクスルセンターから、リンク取付センターの計測

取り出したのは、デジタルの角度測定器です
先ず、スイングアームに乗せて、そこを基準の0°とします
※わりと敏感なのでチョットした事で数字が動きます

次に、スイングアームに対してリンクプレートが何度になっているかを測定します

で、事務所のCADです
先ほど測定した数値を元に絵を書きました
ぶっちゃけ1KTやらのスイングアームのデータが有るので
半分以上流用しておりますが・・・

※コチラのブログでは、20mmでの計算となっておりますが
この撮影の後に30mmアップに変更されています
今回は20mmアップでの話としております
絵にかくとスイングアームも、リンク類も全て円弧による回転運動をしているのが良く解ると思います
さてさて、では、一体度程スイングアームが回転すれば、リアのタイヤが20mm下りるのか?

タイヤが地面に接する部分を外径として
ピボットセンターから中心円を書きます
そのまま20mm下がった地面の所に伸びた円弧に目掛けて
ピポットからの直線を書いて
元々のラインと、新たに書き足した直線の角度を計測します
難しい理屈は、置いといて
要するに2.08°スイングアームが下がれば車高が20mm上がると言う訳です
では、結論的に何mmのリンク寸法にすれば良いのか?
この計算が正しいとは、断言しませんが
約104mmのリンクプレート長にすれば良い事が解りました
(知らんけど)
※ユーチューブでは30mmアップでやっております
実は途中で高さ変更しました><
ユーチューブ
今回は、計測だけですが
実際に制作しましたら、またアップします
ではでは~
jp-akai
Category:R1-Z
Z900RS フレームキャップ試作
2021/05/23(Sun) 20:46

皆さん、まーいどまいど!
お久しぶりですね
近頃、息子のZ900RSを勝手にこそっと触って遊んでいるjp-akaiです
実はですね
息子の900RSなのですが、リザーブタンクステー以外にも、凄く気になる部分が御座いまして

それは、フレームのあちこちの開いた穴の存在です
一部プラスチックのカバーがされており、さほど気にする事も無いのですが
ここのピポット部分に開いた大穴で、奥に見えるシルバーのシャフトの存在です

うーむ・・・・
多分だけど、ここに何かしらキャップを付けると雰囲気が変わるだろう
調べてみたら、ヤハリと言うか
まぁ、あちこちのメーカ様がフレームキャップを出していますね
しかし、長年物づくりブロガーをしています、わたくしが
買って来た物を取り付けて 「はい、出来ました~♪」
な~んて事を記事にしたら石を投げられる可能性すら御座います
それよりも、それでは、ブログのネタにすらならないので
900RS用のフレームキャップを作ってみようと思いました

使用する材料は、17S アルミ系の合金です

フレームの穴の寸法を調べて、旋盤で加工をしていきます

まだ加工途中ですが
浅い方の溝にオーリングを取り付けます
因みに深い溝は、突っ切りバイトで掘った切断する為の物です

※切断後
こんな感じでオーリングをセット

まだ切りっぱなしで仕上げは、していませんが
とりあえずオーリングの利き具合を確認すべく、フレームの穴へと取り付け
うむ、なかなか良い感じに取り付けれていると思う
少し余談なのですが
この手の部品が入りにくい場合は、軽く油を塗るか
もしくは、薄めた中性洗剤を塗りつつ真っ直ぐに押し込むとムーズに入ります

表面と言いますか、このパーツとなる顔の部分はマシニングで加工をしていきます

本当は、ね
丸い物は、旋盤の方が早く加工が出来るのですが
彫刻の深さのバラつきが嫌なので、この方法にて加工しています

加工終了
これからアルマイトに出してお化粧をします

待つ事数日後
アルマイトから上がってきました
オールブラック
それは、俺がブラックサバスが好きだから・・・
って、話では、無いのですが
Z900RSは、どちらかと言うと お・と・な のバイク
フレームが黒なんだから、それに付けるパーツも黒い方がアダルトな感じでシブいかな?なんて
少し話が反れますが
DAEGのフォークスタビのjp-akaiの彫刻も初期は、アルマイト後に加工して白文字にしていましたが
色々と考え悩んだ挙句
「あえてこの目立つ所に自分のブランドネームを入れてしまうと、シックにキメたい人の邪魔をしちゃうのでは?」
と、思い彫刻を無くした事が在ります
しかし、彫刻入りが欲しいとの声が多かった為に
アルマイトに出す前に彫刻をして、このフレームキャップの様に
文字が自己主張し過ぎ無いように配慮をしました
カスタムは、何が正解で何が間違いなんて答えは、有りませんが
作る側としては、手にしてくれたお客さんのバイクの引き立て役になれれば幸いかと思います
それは、さて置き
取り付けて行こうかと思います

先ずは、ラジエータとエンジンの間に有る部分のフレームキャップです
ここは、元々プラスチックのカバー付いていました

次は、フレーム中央付近に取り付けるキャップです
ここもプラスチックのカバーが付いていましたね

ラストに一番気になっていた部分
スイングアームのピポットシャフトの大きい穴が開いていた部分のフレームキャップです
恐らく乗っている人にしか分からないと言いますか
とても地味なパーツだと思います
しかし、地味なパーツなんだけれど
同じバイクが横に並んだ時に、有るのと無いのでは、
全く雰囲気が違うのも確かだと思います
ユーチューブにて、製作風景などの動画もアップしています
製作編
取付編
チャンネル登録もよろしくお願いします
jp-akai
Category:Z900RS
Z900RS のリザーブタンクステー
2021/05/02(Sun) 10:57

まいどまいど~
GW始まりましたね
しかしGWだというのにコロナウイルスのお陰でどこにも行けない・・・
そもそも仕事の流れもすごく悪い><
なんとも嫌な世の中ですよね
ま、それはさておき
実はですね、3月に息子がZ900RSを買いました
いやぁ~
Z900RSいいですね
息子のバイクなのですが、見ているとこっちがウズウズとしてきます
そんな訳で、勝手にブレーキのリザーブタンクステーを作ってみました
作業風景をユーチューブにアップしましたのでご覧頂けましたらと
https://www.youtube.com/watch?v=ZctTFeLms2Q&t=18s
ではでは、良いGWを!
Category:Z900RS