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3の倍数  

2020/07/10(Fri) 19:01

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皆さん今晩は
何回誕生日を迎えても永遠の20歳 jp-akaiです

見て下さい、この立派なブレーキディスク

サンスターです

サンスターと言えば、歯磨き粉でも有名ですね

しかし、歯磨き粉作ってる所がなんでブレーキディスクを?・・・

謎ですね

コレには皆さんの知らない歴史が有るのですが、脱線すると長いので詳しくは自分で調べて下さい


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かっこええでしょ~♪
うらやましいでしょ~♪

しかし残念な事に俺のじゃないんですよね(´;ω;`)

隣のツルヤ経由にて、ウチにやって来たのですが
直径を4mm落してくれとの事








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えぇ~、新品やんこれ~
いきなり削るんかいなぁ
何かの流用にするらしいんだけど、流石にこんな高級品を失敗したらゴメンねでは、済みそうもないので正直嫌だ><
断りたい気持ちも有るんだけど、既に買ってるって事は、依頼主は今更後には引けないって事だよな?・・・・

マジか・・・

後から書きますけれど嫌な予感しかしないんですよ
パッと見でそう思いました



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いきなり最初の難関
フロートピン留めてるEリングが硬くて外れない><

傷をつけないように慎重に作業するのですが、1個2個取るのにどえらい時間が掛かった

あかん。。。
このままでは明日の朝になる

それよりもこのEリングを外す作業に飽きてしまった




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マイナスドライバーやらでコぜると、どうしても傷が付いてしまう
新品を傷だらけにするのは、流石に心が痛む

そこで考えた


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Eリングを押す工具を作れば良い☆彡


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見事に失敗♪
溝が大きすぎた


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気を取り直して作り直し


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最終的には作った工具を叩いて微調整したけれど、何とか効率よく取り外し出来た
めでたしめでたし




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ココで予想していた最悪の事態に直面
旋盤のツメは3の倍数にしか上手くかみ合わない
しかしコイツと来たら10等分の割

いや、見た瞬間から解っていたんだ

10等分やんコイツ。。。。って


ひょっとしたら奇跡で上手く掴める事が有るかも?・・・・
なんて考えたけどやっぱアカンかぁ・・・

どないしよ?




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最悪4つ爪有るから何とかなるかな?なんて考えていたのですが
コイツもあかん感じ・・・

ぅわ、ますます最悪のドツボにハマった><

3でも4でも外径を掴むなら問題ないのですが
外径を削るんだからコッチを掴んじゃダメなんです





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めんどくさいけれど別の手段を選ぶ事に


ディスクが乗っている下の円盤みたいなヤツ
何度も使っているので使い方は知っているのですが、名前を知らない

この名前の知らない謎の円盤にディスクを少し浮かせて貼り付けてしまえば外径を削れる




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しかし、肝心のクランピングするヤツが無いから、またつくる事に・・・・
あぁ・・・なかなか先に進まない


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こんな感じ


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謎の円盤にディスクを少し浮かせて貼り付けて
ダイヤルを当てがって、センターを出して行く

なんで少し受けせるのかと言うと、双方外径がほぼ同じなので謎の円盤まで削っちゃうからです
ただそれだけの理由です


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削る前に今一度寸法の確認
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やっと削る作業



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直径4mmって事は、半分の2mmしか削らないので直ぐに終わる
この一瞬の作業の為に段取りで何時間も掛かったと言う訳だ

機械加工ってこんなモンです、いつもこんな感じです

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折り返し
今度は元通りに組むんだけど、やっぱEリングが硬い><
気は使ったんだけど、地味に傷が入ってしまった
ごめんね



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完成
見た目は全く変化が無いけれど、4mm程小さくなってます

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ETCケース

2020/01/19(Sun) 12:15

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皆さん、この名前のバイクメーカーをご存知でしょうか?

俺は、去年の年末までは、知りませんでした





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実は、知り合いに変わったバイクばり好んで乗る物好きな人(失礼)が居るんですよ
まぁ、ぶっちゃけた話ですが俺の知ってる人の大半は、変わり者ばっかりなんですけれどもね・・・

その変わり者の一人の方が、去年の年末このバイクに乗り換えたのです

因みにこの記事も去年の年末にアップする予定でしたが、バタバタとしていて、今日になったと言う訳です



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ステム下にETCがむき出し
しかもタイラップで亀甲縛り
何故に?

訳を伺うと言うか、ウチに来た理由がコレなんです

このバイクはシート下等にスペースが無くて、ここにETCが来たと言う事なのですが
このままでは、雨降りは水が直撃
また、出先のパーキングエリアで駐車中に悪戯されるのも怖い



なるほど・・・・って、言うか
選択着はソコしかなかったのかい?(^-^;





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もう、カードは入れっぱなしで良いから、悪戯されないようにコイツのケースを作ってとのお願いです




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年末は忙しかったので、ぼちぼちと絵を書く作業を進めていました



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しかし、ザックリと寸法を調べただけなので、ギリギリまで寸法を攻める事が出来ず
若干の余裕を持たせたのですが、多分こいつデカいぞ?・・・・





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材料

掴み代も有るとは、言え
ヤハリ思う存分にデカイ・・・・





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マシニングで使う刃物を全て登録しなおし中
この作業が、わりと手間
しかも一個しか作らないのに







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動画だと少しは面白いのかも知れませんが
画像でこんなの見ても全く面白みがないですね・・・



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ケース本体のポケット部分



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コチラは蓋になる部分の裏面





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こんな感じで凹凸がはまり込むようにしてみました


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少しは放熱性がよくなるかな?みたいな感じでデザイン
ひょっとしたらステム下じゃない場所に付けた時にのっぺらぼうだと味気ないし・・・みたいな

それと断りも無く勝手にウチのロゴも刻む
俺に頼むとこうなる運命










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後日、アルマイトから上がり取り付け作業


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言われた通りETCは完全に隠れた
コレで悪戯はされない
雨も安心

しかし、存在感が半端ない

オーナーと二人で「・・・・・」



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アルマイトが黒だったらもう少し印象が変わったかなぁ・・・
やはり別の場所に移設した方が良いねって話をしましたが
配線の取り回しを変更しなくてはいけないし
今回は時間も無いし
3日もすりゃあ~、ひょっとしたら見なれるかも?
みたいな感じです
また続きがあるかも?





遅れましたが、あけましておめでとうございます
2020年もjp-akaiをよろしくお願いします



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マニアな人のおもちゃ

2019/08/09(Fri) 19:57

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皆さんお久しぶりです
夏の風物詩・盆前仕事ラッシュで半分死んでいるjp-akaiです

いやぁ、暑いですね><
このクソ暑いのにTIG溶接している時は、扇風機もスポットクーラーも使えない正に地獄の夏です

お盆も目前
今年も、もう終わったようなもんですわ
9月に入ったとたんにハロウィンすかね?
日本人て気が早いと言うか、いやはや・・・・

それはさて置き、本題へと移ります

コレ
何だと思います?





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実は、と有る外車のプロペラシャフトを接続するハブダンパーなのです
車の名前は忘れてしまって解らないのですが、なにやらオーストラリアの車で
前から見ると乗用車なのですが、横から見ると形状はピックアップトラック????

ん~、なにこれ?
サニトラの親玉?

しかもエンジンはコルベットのエンジンを搭載している、何とも変態マニアックな車のようです
仕事仲間のケンマさんの車なのですが、まぁ、全ての乗り物が変わってる
ケンマさんの変態具合は置いときますが、そのマニアックな車のプロペラシャフトを交換しようと本国から部品を
取り寄せたようなのですが、何故かプロペラシャフトの接続PCDが変更されていて交換が出来ないらしいのです?


あはははははh!
マニアックな車にのってるから(笑)
って他人事のように笑っていたら

旧規格と新規格を合わせるアダプターを作ってくれと・・・・・

あらららら・・・
他人事じゃ無くなり
急に笑えなくなっちゃいましたね><






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コレが車体側の出力軸



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難義な事に凸部分がはまり込むようになってる




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ゴムの加工は流石に出来ないので、アルミで変換アダプターを作る事に


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でも金属ですべてを作ると衝撃を逃がせない
ガツンと来る衝撃は、このゴムブッシュで逃がす事に



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ケンマさんが言うには、「肉抜きはカッコよく」

え、マジすか?
誰も見ないでしょここ???

流石拘り派

見えなくてもカッコよく・・・


でも変則的なPCDの御蔭で大したデザインは出来ませんでした><




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素材となるアルミの隗
アルミでも高強度を誇るA7075をチョイス
コルベットの強烈なトルクに耐えなきゃならんのだからヤワな素材は使いたくない
因みに7075って結構なお値段なので失敗出来ないです><




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先ず、ツラ出してからセンターをドリルで貫通



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仕上は勿論バイトでボーリング



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ここからはマシニングのお仕事です



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上で書いた(事務所で)絵を、今度は下のPCに移してマシニングデータを作る

同じCADでも日頃使っているオートCADと、マシニング用のCADでは使い方と概念が全く違うので、慣れるまでは結構苦労しました><






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機嫌よくマシニング加工用の絵を書いていますが、実際に動かす時は全てが疑心暗鬼になります
機械は指令に対して正確に動いてくれますが
もしも自分が間違っている場合には、同じく忠実に間違うのです><




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切粉アートって新しく作ってみようかな?
この散かり具合も一つの芸術なのです

うん、良い切粉だ・・・・みたいな


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あんまり凝ったデザインは出来なかったけれど、肉抜きもプログラム通り上手くいった





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因みにココから再び旋盤で厚みを仕上げて裏面の加工です
平面出しの為にチャックにべたっと置いて掴むので、刃物を貫通させるとチャックまで削る事になる
めんどくさいけど段階を分けてみました




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旋盤で厚みを仕上げると穴は貫通しています
今度は裏面の肉抜き仕上です



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特に失敗しなかったので良かったと・・・
裏返して正確に位置を出すのって結構頭を使います
半分トンチ的な閃きが必要




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今度はダンパー部分に手を加えます
ココの凹凸の寸法が違うので、辻褄を合わせて行きます




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丁度よさげなシームレスが有ったので、削り込んでリングを作ります



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リング完成


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プレスで圧入


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さて、これで全ての準備は整った



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あとはハブアダプターとゴムブッシュの圧入作業





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圧入も良い感じでギュ、ギュ、と入った♪
実はココの交差が一番緊張しました

ゆるゆるだとダメだし、入らないと話にならない





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さーてさて
最後の緊張の瞬間です

測定した寸法で本当に間違いは無いか?





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入った!

当たり前の事だけど
当たり前って結構難しいんですよ

たま~に上から目線で「当たり前でしょ?、常識ですよ!」って偉そうに言う人が居ますが
じゃ、お宅は出来るん?やってみ?
俺、常にギリっすよ・・
何とか出来てるだけですわ><
みたいな・・








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そんな訳で名前知らないマニアックな車のペラシャフ変換アダプター完成♪

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いろいろ

2019/04/18(Thu) 19:02

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みなさんこんちゃ
バタバタしていてなかなかブログ更新しないjp-akaiです

いやぁ、最近ブログさぼり気味なのに毎日ココにアクセスしてくれる人に申し訳ないです
何とか更新しなきゃと思うのですが、仕事が終わるのが遅くて
終わった頃には疲れて帰ってしまいます
仕事が忙しいのは、良い事なのですがただ単に一人なのでスケジュールがパツパツなだけだったりもします

さて、話は変わりますが春ですね
春と言えば桜の季節

約20年ぶりかな?
久しぶりに桜ノ宮にお花見に行ってきました








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しかし暑い
数日前まで寒くて凍えながら仕事をしていたのに、すでに冷房のお世話に・・・・
まだ4月だぞ?って?
工場は熱気がこもって、特に二階に作った事務所はすでにサウナ状態で御座います><







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去年は買いそびれましたが、今年は早めに服に付けるファンを購入しました
これで今年の夏は快適??

ま、そんな甘い暑さじゃないんですけどね
うちの工場は・・・・






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話は変わりますがすぐに在庫が無くなっちゃうタワーバー
これも皆様のおかげです
ありがとうございます

現在在庫の補充で頑張って製作中です
もう少しお待ちください







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いきなり武装

いやぁ、実は、マシニングの加工中の待ち時間が退屈な時が有ります
他にやる事が有る時は、別の作業をするのですが
手待ちの時は退屈なんです><

そんな時は工場でクリアリングの練習をしたり
一人シャドー・クイックショットをやってみたり。。。

知っている人も多いと思いますが、ストレス発散と運動の為にサバゲをやっています
これがなかなか面白いんですよ

サバゲも楽しいのですが、元々機械を触るのが好きなので愛銃をカスタムしたりバイクや車にも通じる物が御座います








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そんなアホな事ばっかりしているとマシニングから

ボン


と、嫌な音が聞こえています

加工中に出た切カスが刃物に巻き込んでエンドミルが折れてしまいました・・・(´;ω;`)

因みにこの後同じ場所で2本超硬エンドミルを折ってしまいました・・・・

なんでやろ?
巻き込みしないプログラムなはずなのに?
噴射しているクーラントの場所と切カスの掃き出し位置が悪いんだろうな・・
反省しても折れた刃物は帰ってこない






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旋盤は汎用なので目が離せません



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もう少しで完成
でも実はココからが長い道のりだったりもします

あともう少しなので暫くお待ちを!


jp-akai


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ちょっと待って、ひょっとして俺のイメージって・・・?

2019/02/06(Wed) 22:46

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皆さん今晩は
この前に補強バーのクランプを製作しましたけれど
今日は、メインとなるバーを製作しようとしていた所です


その時に「荷物ですー受け取りをお願いしますー」との声が

届くブツに覚えは有るのですが、何故か箱がデカい??!
送り主の名前を確認しても間違いが無い

何故にこのサイズの箱なのか?と思いつつ開封

・・・








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箱を開けてビックリ

ぅわ~、食べ物イッパイ♪






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既に見えてますが、奥には聖水が、、、
しかもオツマミまで☆ミ




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めちゃくちゃ嬉しいんだけど、近頃素直に喜べなくなってきた・・・
不思議なんだけれど、何で皆さんお酒をくれるんだろうか???
いや、素直に嬉しいんですよ

でも、なんで皆お酒くれるの?

教えて下さい
ひょっとして俺って酒飲みのイメージが有るんですか?!




そう思うと喜んで良いのやら・・・(;^ω^)





(ありがとうございます 素直に嬉しいです)



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さてと・・・

俺の汚れ切ったイメージなんて今更なんで本題へと進みます><

去年に制作したDAEG用ラジアルマウントキャリパーサポート

と、ブレンボのラジアルモノブロックキャリパー

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このキャリパーサポートのコンセプトは、「daegにラジアルマウントキャリパーを付けたい」
しかし設計がかなり偏っている・・・
基本寸法と言うか、対象となるのがsc59のモノブロックキャリパーである
何故sc59なのか?と聞かれると困る
だって、欲しいと思ったキャリパーがコレだったんだもん
それと、周りの豪華なDAEGは皆オーリンズフォークにブレンボラジアルやらレーシングやらと、逆にコレがスタンダードなの?とも言わんばかりの装着率
ならば逆に誰もチョイスしようとは思わない物にしたい
豪華なだけがカスタムじゃないんだぜ?みたいな反抗心が少なからず有った
その中で、地味で目立たない物・コンパクトで軽量で高性能のキャリパーとなると当時はsc59しか見当たらなかった

コンパクトなラジアルマウントキャリパー
コイツをDAEGにさりげなく取り付ける
決して無理矢理付けましたー!なデザインでは無く自然に収める
言葉では簡単なんだけれど、自分の思い描く美しいラインを実現する為にアチコチがギリギリの位置関係になっている
コレが仇となったのが今回のお話です
(前置き長い!)




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何セットか製作したウチの一つを購入して頂きましたユーザー様からのヘルプコール
キャリパー本体の取付る脚が長くてキャリパーが15mm外側に出てしまい上手く収まらない





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ようするに15mm取付半径を根元に寄せるんですね?
とは、言った物のキャリパーサポートは、デザインを優先したが為に既にギリギリで削り代が殆ど残っていない

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キャリパー本体も15㎜も追い込むのは不可能
良くて8~9㎜って所か・・・

どうした物か






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結論的には、キャリパー本体を追いこめる限り加工して
残りの寸法は、キャリパーサポートを削り込んで、トータルで逃げる





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コレなら何とかなりそうだ

加工に伴うリスクをオーナー様にお電話でお伝えして
承諾を頂き加工します




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当たり前なんだけど
この手の加工は、心に雑念と言うか
本気でこの事だけに集中して作業しなくてはいけない

チョットした気のゆるみで失敗してしまう




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例えば、自分で一から製作するのであればやり直しがきくんだけど
預かり物の一発勝負で失敗が許されない物は本気で緊張する



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キャリパーの水平垂直とセンターをひらい出してザグリの加工

コレいくらするんだろうか?失敗したらヤベーな
また白髪が増えるな・・・・


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次は座面の追い込みでオフセット変更
コイツが無事に終われば一安心なんだけれど、キャリパー2個あるんだよね♪





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何とか無事に加工が終了
とりあえず穴芯に間違いが無いか確認

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これで一つ目の峠は越えた






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次は、サポート本体の追い込み加工データの製作作業

先程のような加工は、神経こそは、使いますが汎用フライスの方がリスクが少なく作業効率が良いです
しかし円弧が絡む加工やらは、マシニングじゃないと仕上げる事が出来ません
マシニングって数が有ると効率が良いのですが、逆に単品加工になるとデータの製作やら段取りやらで
意外と時間が掛ってしまう事が有ります







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今度は、マシニングにキャリパーサポートをセットして、平行と位置の割り出しをします




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段取りが出来れば後はプログラムの実行
加工データと座標を睨めっこしながら目視で間違いが無いかを監視します
この刃物が下りてきて、一発目を切り込む瞬間はとにかく緊張します

ただ救いな事は、キャリパーサポートは、自分で作った物なので
もしも失敗しても作り直しができる事
それだけで少し緊張が緩和されます

だからって失敗したくないけどね






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加工中
もうここまで来たらあとは、加工データに間違いが無い事を祈るだけ


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出来たか





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イエス!

生き物係じゃないけれど心の中でそう叫ぶ

これで今晩はぐっすり寝れそうだ



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これのオーナーさんは、オフセットが合わないと解った時、一気にテンションダウンしただろうね
だって、部品を買ってワクワクしてるのに使えないなんて・・・
自分もそんな経験イッパイ有ります


だから次こそは、上手く収まってくれる事を祈る


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これビールに合うわぁ♪
ごちそうさまでした

akai

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