Home  > Archive > 2012/02

Archive list

2012/02Archive list

ヒサビサ

2012/02/29/(Wed) 23:13

1_20120229215552.jpg


あるモノを計算して平板に展開したt-1のSUS板です


さて、コレは何になるでしょう・・・?



2_20120229215552.jpg



先ず手始めに真四角では無いイビツな形状の平板から調理します

Rが大きいので直線に見えますが実は扇形状です

コイツを樹脂ハンマーでシバいたり、あの手この手を使い曲げると・・・・








3_20120229215551.jpg



一本のパイプが出来上がります

因みにローラーが使えないので結構大変





4_20120229215551.jpg


一見パッと見は普通の巻きパイプですが




5_20120229215550.jpg




Φ57-Φ60に広がったレジューサーです
要するにメガホンパイプ







6_20120229215735.jpg




次はこの何とも例えようの無い形状の板





7_20120229220110.jpg

やはりシバイて曲げる

鼻曲げだけキッチリ出来たら、板が薄くて幅が狭いので後は簡単に巻く事が出来ます





8_20120229215914.jpg



コイツもパイプ状に巻くと角度の付いた切パイプに変身

もうコイツの正体がお解かりだと思います・・・・・



そう、エキパイのテールパイプです

今まで規格寸法のSUSパイプを旋盤で削り込んでエキパイを作ってましたが、アレがめちゃ時間が掛かるし大変なんですよ

良く考えてみたら何もパイプを細かく輪切りにしなくたって、展開して板を巻けば良いんだ
気が付くのが遅いと言うか、頭が悪いと言うか・・・・><
人間は一点にばかり集中するとまわりが見えなくなってしまうんですよね、IQの高い人は知りませんけど


ここで少し前置き話になりますが、短いエキパイは排気効率が上がる?!
半分正解で半分間違い
前々回に作ったウルトラショートテールパイプは見た目を最優先した結果、とんでもなくクソ遅いバイクになってしまった
短いエキパイの方が当然抜けが良いです
しかし抜けイコール排気効率では無い


解り易いのか解り難いのかはさて置き、文章で説明出来ないので簡単な絵を書いてみました






A_20120229215740.jpg





排気ガスってのは回転が一定ならば常に一定の圧力で排出されていると思いますか?

知ってる人は知っている事かもしれませんが、排気ガスってのは圧力脈動が有り、排気管内で圧力パルスが有るんですよ

オレンジ色の部分が排気圧力の塊
何も無い空間が圧力が低くなっている部分

え、排気に圧力が低くなる間隔が有るの?!と思った人は、排気パルスの間隔が広いアイドリングでマフラー出口に軽くての平を当ててみてください(熱いから気をつけて、それとノーマルマフラーじゃ解らないかも?)

恐らく「ボッ・ボッ・ボッ・ボッ・」の「・」部分で手のひらが排気口に吸い寄せられる感覚が有ると思います
それがオレンジ色に塗られていない部分です


その手の平が吸い寄せられる部分が排気ガスを引っ張り、そして混合気をシリンダーに引き込む作用をします

しかしこの排気脈動って物を上手く活用しようとすると排気管が短くては駄目
逆に長すぎると排気の流速が落ちてしまいコチラも効率が良いとは言えない


ようするに各メーカーが出している寸法が一番最適な長さって事ですわ

あははははははは


でも更に排気流速を加速させて負圧を強くしてみるってのはどうだろうか?
前に改造したナイトロサイレンサー
パンチングの内径も少し大きければ長さも短い
言葉での表現が難しいのだが、排気って圧力が高すぎても低すぎても駄目

「じゃ、最適ってなんやねん」って話ですが、ゴメン正直色々と試さなきゃ答えは解らん

解っているのはメーカーがセッティングしたフルエキが一番良いはず









B_20120229215735.jpg

でもナイトロサイレンサーを買って、小さな排気口を拡張工事して今更後には引く事が出来ない

ブッチャけた話、付けて性能が著しく低下するような物は、例えどれだけ格好良くても付けるのは嫌だ
無い方が良いなら使いたくない


そんな感じで色々と考えたのがテールパイプの全体をメガホン構造にする事
圧力ってのは高い所から低い所に流れようとする性質を持っている

排気の圧力波のとなりに少し容積の多い部分が有ると、そちらへ引き込まれるように流れると思う(ちゅーか、かなり昔からこの構造は立証されてますけど)

排気口付近に手のひらを当てると排気ガスの塊を感じる事が出来ると思う
排気ガスってのは圧力の塊だ、排気管を徐々にテーパーにして排気を加速させて負圧を上げてやる
サイレンサーが短くて口径が大きい部分は、繋ぎ部分のテールパイプエンドに適度なベンチュリーでも設けてサイレンサー内部の通過速度を上げて負圧を呼び込んでみようと考えた


現状はあくまで絵に描いた餅ですがね

しかーし、やってみなきゃ答えは見つからない





9_20120229215805.jpg

仮止めの最中
なんかモトGP風サイレンサーみたいだな


エビ管の分割数は悩む所なんですが、今回は見た目的に5分割が一番美しくなだらかに見えるので、この分割数に決めた





10_20120229215804.jpg


べつにサニタリーと違うからええねんけど裏沸きが嫌なのでガスシールドを入れる






11_20120229215803.jpg


裏波を出す気は無かったんだけどキレイに裏波がでた

サニタリー配管で気合をいれて裏波を出す時はミスる時が有るのになぁ・・・・
なんでやねん








12_20120229215803.jpg



溶接完了

今度は上手くいってくれよ!

あ、スプリングフック作るの忘れてた><




スポンサーサイト

テーマ:カスタム ジャンル:車・バイク

Category:ダエグ

comment(4trackback(0


▲このページのトップへ