Home  > ダエグ > 修理

修理

2012/03/26(Mon) 21:38

1_20120326202426.jpg



エンストごけして豪快にへこましてしまったサイレンサーです(かなり前ですがね)
涙出ました


ようやく重い腰を上げて修理しようと思います





2_20120326202425.jpg

仕事でも何んにでも言える事ですが、先ずは養生が基本です
どんなに良い仕事をしても、修理する前より汚してしまったり傷を増やしてしまうと全て台無しです
あんま偉そうな事は言えませんが、この基本を全く解っていない職人やその他職業の方々が意外と多いです



3_20120326202424.jpg


サイレンサーを分解するのはいたって簡単です
カシメて有るリベットをドリル等で頭を飛ばすだけ



4_20120326202424.jpg


ばっらばら♪

分解するのは得意なんですけどね~・・・



5_20120326202423.jpg


中から覗いても美しくへこんどる





6_20120326202500.jpg

あの手この手と色々な道具を駆使して(大袈裟です)裏側からヘコミを押し出しました



7_20120326202459.jpg


光の反射や、近くでガン見されない限りはバレないと思う
どーせ裏側だしコレでいいや





8_20120326202459.jpg

自分的に本気でコレでいいやって思ってましたが、こんなくだらない事をブログに上げるのもなぁ・・・
だからってハイスペックな事を期待されても困りますが、取りあえずSUSの薄板を巻いて新たにシェルを作り直す事にしました


0.8かぁ・・・
微妙に厚いな

これより薄い板の在庫は0.3しか無い
コレじゃペラペラ過ぎる



何とも中途半端やねぇ、この中間が欲しいが無い物は無いんで0.8で行く







9_20120326202458.jpg

延べ寸法を計算してシャーリングで落とす


10_20120326202457.jpg

ローラーで巻いて溶接するとサイレンサーシェルの出来上がり





11_20120326202540.jpg

でもって割り振りを出してリベットの穴あけ中
やはり養生は基本です




12_20120326202540.jpg


ボール盤が有っても分厚い板に穴を空けるのは結構大変です、しかし逆に極端に薄い板に穴を空けるのは楽な代わりにそれなりのテクニックが必要です

右のキリは日頃良く目にしていると思いますが、普通に砥いだキリです
左のキリは薄板等をキレイに穴あけ出来るように一文字研ぎしたキリです

日頃工作が好きな人で、薄い板にドリルで穴を空けようとしてグシャグシャになった経験の有る方は居ませんか?
恐らく穴が空きかけた瞬間にキリが引っかかるような感じで板を持ち上げたり、またはキリが抜けた瞬間にグシャっと板を破いてしまうんじゃ無いかなぁ?、またキリがすんなりと抜けても裏バリが大きかったりすると思う
それはキリの肩と言うかエッジが引っかかったりしているのが原因です

一文字研ぎをすると、センターの突起がポンチに食い込み、それを軸にして外周からコンパスの様に切って行くので引っかかりが無く、刃物が抜けた後の裏バリも殆ど出来ません




13_20120326202539.jpg

その代わりキリが抜けるとディスクが発生して、重ねた板を連続穴あけ出来ないのが欠点なんですけどね





14_20120326202539.jpg

抜けた穴の裏バリが殆ど無いでしょ?
キリの研ぎ方は人それぞれの考え方や経験値で様々な形状や角度が有ると思います
マニアックな話になりますが、刃物を研ぎながらにして刃物を殺す
殺すと言っても切れないようにするのとは少し意味合いが異なったりもする
主に刃持ちを良くする為に刃先を殺したり、または食い込みを抑える為に刃先を殺したりと色々とあります

ディープな脱線なのでココらへんで止めときます><
語ると長いし・・・・



15_20120326202538.jpg


何の話をしていたのか思い出すのに暫く時間が掛かる・・・

あ、そうそう
サイレンサーシェルが完成したんだ





16_20120326202612.jpg

せっかく養生しても平板段階の最初から傷が入っていたりもする・・・・
なんせ在庫してるうちにいつの間にか擦り傷が付いてしまうんよね><




その時に有る事を思い出す・・・











17_20120326202611.jpg


チラッ








18_20120326202611.jpg


すかさず蓋を開けて放り込む


計画的犯行とも言う






19_20120326202610.jpg

てな訳でショット完了
打ち付けるネタ(ガラスビーズ)もギラギラ系がシットリ系かでイメージがガラッと変る
今回はシットリ系の仕上がりにしてみました
個人的には2B(ショット前)も好きなんだけどね

それと今回比較的大きい物にショットして気が付いたのだが、モノが大きくなると目を揃えるのが難しいと言うかテクが要る、適当にブワ~っと吹き付けると目がバラバラになってしまい非常に不細工だ

意外とムズい

なんせ噴出しノズル径が5mmだからね






20_20120326202610.jpg


そんな訳で修理完了



スポンサーサイト

テーマ:カスタム ジャンル:車・バイク

Category:ダエグ

comment(7trackback(0

2012/03/26(Mon)21:53

勉強になります。今までキリの歯がダメになったら捨ててました。しかもダメな歯で薄いのをぐちゃぐちゃにもしてました(笑)できるだけ細いのから少しずつ穴を広げてましたが、こんな技があるんですね。

ちなに研ぐのは普通の砥石でいいんですか?中目のしかないですが、とりあえずやってみようと思います。

名前:あうふ (URL編集

2012/03/26(Mon)23:38

あうふさん

Σえ!
捨てるなんて勿体無い・・・
キリは曲がったり、根元から折れたり、サイドをヘタらせない限りは研げば何度でも再製可能ですよ

研ぐと書いてますが、実際にはグラインダーで削って刃を作るんです
少々へタった刃先の場合にはハンドラッパー(砥石)で修正は可能です
しかし砥石のみで刃の形状変更は困難だと思います

ホームセンターで売ってるような小型の安いグラインダーでも何とかなるので是非チャレンジしてみて下さい
研ぎ方をマスターをすれば0.1mmとかの薄板に、Φ20とか30のキリ一発で新円のキレイな穴を空ける事が可能です


名前:akai (URL) 編集

2012/03/27(Tue)10:43

修理されたんですね~
ややマットな質感がシブいっす!!
板金だけで十分かなと思いましたが造り直すところがさすがっす(^_^)b

ブラストのケース、こうやって見ると、ほんとデカいすね。

名前:パンくん (URL) 編集

2012/03/27(Tue)12:25

あれれ、チタンマフラーがステンレスマフラーになっちゃいましたね~!(笑)
薄板用キリは、売ってるの見たこと有りますが、普通のキリから作ってしまうんですね!

名前:Nikkor (URL) 編集

2012/03/27(Tue)20:15

パンくん
何となく作ってみました
なかなか箱でかいっしょ

名前:akai (URL) 編集

2012/03/27(Tue)20:23

Nikkorさん
あ、本当だ
SUSサイレンサーになっちゃった(笑)
今度チタンの薄板を取り寄せて作り直しますわ

大工はノミやカンナの刃研ぎ、鍛冶屋はキリ研ぎやその他刃物の加工が出来なきゃ仕事にならなかったりするんですよ

名前:akai (URL) 編集

2012/03/28(Wed)16:20

ありがとうございます。無知は怖いなあと改めて思いました。やっぱりグラインダー必要ですね。またお買い物リストが増えました(笑)

名前:あうふ (URL編集

コメントの投稿

コメントの投稿
Decoration
非公開コメント


トラックバック

トラックバックURL


▲このページのトップへ