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1KT改 R1-Z アルミスイングアームが出来るまで

2015/02/21(Sat) 23:34

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みなさんこんばんはjp-akaiです
今まで色々な物を作ったり、改造したりしてきた訳ですが
その改造中でもリクエストが多いのがDAEGのスイングアームの補強だったり、今回の話の1KTスイングアームを加工して
R1-Zに対して最適化するように作り変える改造です

昔から1ktのスイングアームをR1-Zに取り付けるのは、比較的ポピュラーな改造メニューなのですが
実は意外と厄介な部分が多数御座います
その一つ、サスペンションのスプリングがスイングアームに干渉してしまったり
またレバー比に違いから来るリアのツッパリ感
それらの不具合を解消すべくR1-Zに対して理想的な数値に作り変えます



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初期の頃はリンクの付け根の部分はノーマルの物を加工して取り付けていましたが
現在は手間こそ凄く掛かりますが、この部材を削り出してより一層ガッチリとした信頼の高い物を作り溶接をしています


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別にフライスでも良いんだけど、旋盤で端面を仕上げます



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そしてフライスにて位置を出して、リンクシャフトの通る穴を貫通させます


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再びフライスなのですが、段取りを変更してロータリーバイスにて掴み直します
実はこのロータリーバイスは超鬼クソ重たいのであんま段取り変更したくないブツだったりします


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角度と中心距離を割り出しながら削っていきます




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だんだんと形になってきたね
でも油断して少しでも気を抜くと失敗するので最後まで緊張します



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無事に加工終了
仕上がりを見ると大した事がないけれど、でも結構時間が掛かるんですよコイツ



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次はスイングアーム本体の加工に取り掛かります
元のリンク部分は、大まかな所で切断していますが、やはり細かい部分でキレイに仕上げようとするとフライスのお世話になる事になります




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ギリギリのキワキワまで追い込みます
残りは0.1~0.3mm以下かな?
ココまでくれば後はグラインダーでツライチまで仕上げる





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今度はスイングアームのセンターを出して


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ゲージを当ててサスペンションの逃げ部分を罫書きます

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再びフライスに乗せて、センターと直角を合わせる


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罫書きを見つつハンドルを操作して余分な部分を切り取る
切断面はスイングアームの上と下で勾配が付いてるので真っ直ぐじゃないよ


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予め段取りしていた補強材の擦り合わせ
アルミって柔らかいから加工が簡単そうに思われがちだけど、材質が粘っこいのでグラインダーがすぐに目詰まりして意外と面倒だったりする
だから砥石や刃物類はアルミ専用の物を使うのがベストなんだけど意外と高いのよね・・・・><




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それとね、アルミのパーツって大抵はアルマイト処理が施してあるんだけどこのアルマイトって実は絶縁体であり、溶接する時に邪魔になったりするんですよ
グラインダーで削るのも手なんだけど、表面硬度が硬くてスリップしたり、仕上が粗くなっちゃうのでブラストで一皮めくっちゃうのがベスト


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今回は表面を研磨せず塗装にて仕上げるとの事なので、余分な所までブラストしないように養生して吹いてます


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ブラストから上がり溶接する前には、表面を今一度徹底的にクリーンアップ
溶接する表面に汚れや不純物がこびり付いていると、溶接不良を起したり、ビートの乱れに直結します




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仮止め中
手が2本しかないから万力が活躍します



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溶接完了
何もしないとここにサスペンションのスプリングか干渉しちゃうんですよ
リューターを持ってる人ならば、地道に干渉部分を削り込めば何とかなるかな?
でも穴があいちゃいますけど・・・・



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作ったリンクアームの付け根部分です
何となく見た目に安心感が有るでしょ?



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メンテスタンドを着けるためのタップボス
有るとかなり便利です


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リンクロッドはピロボールのターンバックル式
車高調との言い方は少し違うのだけど、リンクレバー比を変更する事が出来ます
その結果車高が上下する訳です


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無加工との比較
似て異なるものだったりします

最近はR1-Z自体も状態の良いものが少なくなりましたね
もうじきR1-Zもレトロと言われる時代が来るんだろうな
その時に年式相応と言われるよりは「お!」って思われるようなグッドコンディションをキープしたいものです


jp-akai






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テーマ:カスタム ジャンル:車・バイク

Category:R1-Z

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