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失敗は成功のもと

2015/09/09(Wed) 18:51

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みなさん今晩はjp-akaiです
九月に入って露骨に涼しくなりましたね?
あの八月のクソ暑かった日々は何なんでしょうか?
それと同時に七月の後半からの殺人的な忙しさは、お盆を過ぎて日本の熱帯夜と共に何処かへ飛んでいってしまったようです><

良い風に言うとこの穏やか過ぎる毎日を根暗に無駄に過ごすのは勿体無い
人間は不思議な生き物で、急に時間が出来ると何をすれば良いのか解らなくなってしうようだ



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そんな時に暇つぶしで某オークションを見ていると0.5mmオーバーサイズのピストンが出品されているのを見つけた

そして衝動買いしてしまったんだわ
さすがに0.5mmも大きくなるとノーマルボアには入る気配すらない



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で、良く見ると鋳物のスを発見
安いからって新品でこりゃ無いぜ

でも落札してから暫く経つので諦めた


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とりあえずこのオーバーサイズピストンが使えるようにシリンダーを何とかせにゃならん

なんて言うか一度自分でボアアップしてみたかったんだ
何となく面白そうじゃない?



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でもやった事が無い事をするのだからどうすれば良いのか解らないし、ソレ用のジグも無い
だから試行錯誤してみるのもまた楽しい


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とりあえずコイツでシリンダーを固定出来そうだ


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ザックリとフライスにセットする


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そしてシリンダーを乗っけて細かく平行を修正


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今度はボアセンターを出す

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ヤマハのサービスマニュアルには、ピストンスカートの5mm上付近を測定して、その寸法を元に5/100のクリアランスが適正との事



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まぁ、一応シリンダーゲージを持ってるので何とかなるかな?


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ボーリングをセットしてかっぽじる
どりゃー!
なんて気合は不用
おっかなびっくりで半分びびりながらの作業です



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ボーリング後のシリンダー




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ぶはっつ!
5/100mmちょい調整をミスった!
本当ならホーニングで100分台を追い込む予定が、ボーリングの時点で5/100オーバー

要するにこの時点で0.1mmのクリアランスで使い物にならない



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これぐらいで俺はへこたれない
まだ実験台は有るんだから

すかさず別のシリンダーを乗っけて平行を出す


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平行を出す時にそのまま乗せても、どうしてもバッチリとゼロゼロにはならない事が多い
そんな時は紙を一枚挟みこんでみる
紙の厚みは約0.05mm 要するに5/100mmぐらいだ
それとワークがビビル時にも紙を1枚挟むだけでビビリが収まる時が有る
旋盤の場合は、刃物の下敷きに紙を一枚挟むとビビリが収まり安定する時が有る




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もう一度慎重に測定しなおす


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今度はいきなり攻めないでビビリながらのアタック



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一発ほじって、ボアを測定して刃物の突き出しを微調整
フライスのボーリングってメンドクサイんだ
なんせ専門職じゃ無いのでソレ用の設備が無いから時間が掛かる



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もう一度ホジる
刃物がSUS用しか無いく切れ味が鋭くないので回転を上げるとビビりが出てしまい時間が掛かる
コレばっかやるなら専用の刃物か作るんだけど、単品の好奇心にそこまで投資してられん






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ローアングルにて

下に置いてるのは磁石です
細かい鉄粉がエグイ
大切な機械が傷む


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今度は仕上げ代を結構残したぞ


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専門職じゃ無いので専用のホーニングツールなんて持って無いし、内燃機屋じゃ無いのでそこまで段取りできない
工具販売のストレートで安く売っていて気になってたので買った簡易ホーニングツールの実力はいかに?




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セット

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因みにホーニング前


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どれだけ回せば良いのか解らないので自分で物差しを作る
とりあえず時間的に管理するしかない





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ストレートのホーニングツールの仕上がり
見た目的に多分合格
ちゃんとクロスハッチが出来てる

でもホーニングってのは砥石で表面を仕上げる物で、ガッツリと削るには適していない
今回は一度失敗してビビッて、ホーニング代を残し過ぎたようで、簡易ホーニングツールで無理に仕上げようとしたお陰で上中下・正面左右のボアが無茶苦茶、特に2STのシリンダーはサイドにポートが大きく空いてるので新円が狂ってしまった

途中まではキレイに仕上がってたように思うんだけど、この砥石で削るには大き過ぎたようだ

※ヘタリ気味のシリンダーのクロスハッチを復活させるような使い方では十分使えるアイテムだと思います

やっぱ餅は餅屋やね
でも次は成功させてやるぞ!




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それと仕事が暇なんで工場の整理をしようと思い、ストックしているが使わないんじゃなかろうか?ってパーツを某オークションにて出品中
このシリンダーヘッドもストックしてるけど使わないので処分しようと思ったけど、勿体無いお化けが・・・・


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てなもんで、面を0.7mm落としてハイコンプ仕様に


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0.7mmって小さいようで実は大きいんですよ
2STは4STと違いカムと言う機械式吸排気タイミング装置が無い代わりにポートタイミングと言う物が存在します
4stにハイカム組んで高回転形にシフトするが如く、2stはベースガスケットの厚みを増やして簡易的に高回転を回せる仕様に出来たりします(考える事は色々あるで)
でまぁ、ベースガスケットを厚くしてポートを上げたモンなら必然的に二次圧縮が落ちてしまいパンチが落ちてしまうんです
その下がった二次圧縮を補うためにヘッドの面研にて落ちた圧縮を取り戻すと言うわけです


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ヘタに素人がポート研磨やらで闇雲にイジルよりもガスケットに厚みでエンジン特性を軽く味付けする方が余程安全で楽しかったりりする
試しに自分のバイクのポートを触ってみれば良い
何も考えず無駄に削ったってちっとも良くならないどころかモーモーいってトルクは落ちるし回らないなんて事が多々ある
宣伝じゃないけどこのヘッドとその他のストックしていたパーツを激安にてオークションにて出品中です
ソコソコ腕に自信のある方はいかが?



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テーマ:カスタム ジャンル:車・バイク

Category:R1-Z

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